
【大賞発表】2025年新語・流行語大賞で話題沸騰!今年注目の言葉とトレンド完全ガイド

りな鳥好きゲーム好き愛嬌ある女の子「りな」です🐤
2025年も多彩な新語・流行語が世間を賑わせました。
女性初の首相・高市早苗氏の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が年間大賞に選ばれたほか、SNS発のネットミームや環境問題、政治経済を反映した言葉まで幅広くトレンドが形成されています。
本記事では、これらの言葉の意味や背景に触れながら、あなたのビジネスやライフスタイルに活かせる最新の言語トレンドをご紹介します。
- 最新の社会トレンドや言語に敏感なマーケターやコンテンツクリエイター
- トレンドを活かした商品企画や販売戦略を考えるビジネスパーソン
- ポップカルチャーや時事ネタを活用したSEO対策を行いたいウェブ担当者
エッホエッホ
もともとメンフクロウのヒナのかわいい写真や動きが元ネタの、意味を固定しない擬音語です。主に「何かを一生懸命頑張っている様子」や「急いで伝えたいことに勢いをつける」際に使われ、文頭に添えることでリズムや親近感、軽快さを演出します。また、SNS上でペットの愛らしい動きや忙しいときのテンポを表現するために広く使われて人気となりました。重いものを運ぶときの掛け声のようなリズム感があり、かわいらしさやゆるさが特徴です。
オールドメディア
インターネット普及前から存在する伝統的なマスメディアのことを指し、主に新聞・テレビ・ラジオ・雑誌が該当します。これらは一方向的に情報を発信し、厳格な編集や審査を通じて信頼性の高い情報を提供する特徴があります。一方で、情報の偏向や更新頻度の遅さ、受け手からの双方向的なコミュニケーションが乏しい点もあります。対義語はインターネットを活用した双方向コミュニケーションを特徴とするニューメディアです。
おてつたび
「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた造語で、人手不足に悩む地域の農家や宿泊業者などと、働きながら旅をしたい旅行者をつなぐ人材マッチングサービスです。旅先での短期アルバイトを通じて報酬と無料の宿泊場所が提供され、旅費の負担を軽減しながら地域での交流や体験ができます。この仕組みは地域の人手不足解消につながり、利用者は地域のディープな魅力を知ってファンになることで関係人口の創出にも貢献しています。
オンカジ
「オンラインカジノ」の略称で、インターネット上で提供される仮想のカジノゲーム全般を指します。スマートフォンやパソコンからアクセスでき、スロットやカードゲーム、スポーツベッティングなど様々なギャンブルが楽しめます。しかし、日本国内では賭博行為として違法とされており、利用や宣伝は法律違反となるため注意が必要です。
企業風土
その企業特有の環境や風習、社員の思考や行動様式の総体を指します。具体的には、職場の雰囲気や価値観、暗黙のルール、習慣などが含まれ、長年の経験や交流を通じて自然に形成されるものです。企業風土は社員の働き方や意思決定に影響を与え、企業文化や社風と密接に関連しつつ、組織の基盤となる重要な概念です。
教皇選挙
教皇選挙(コンクラーベ)は、ローマ・カトリック教会の新しい教皇を選ぶための秘密投票の儀式です。選挙権を持つ80歳未満の枢機卿たちがバチカンのシスティーナ礼拝堂に集まり、無記名で複数回投票を行います。投票は新教皇が有効票の3分の2以上を得るまで続き、決まると黒煙ではなく白煙を煙突から出して知らせます。投票が長引く場合は祈りの期間を挟み、最終的に上位2名の決選投票で選出されます。新教皇は当選後、服を身にまとい教皇名を宣言して正式に就任します。
緊急銃猟 / クマ被害
クマが住宅地や人の生活圏に頻繁に出没し、人身被害が増加している状況を受け、自治体の判断で猟銃使用を許可してクマを迅速に駆除する制度です。2025年には、宮城県仙台市や富山市、秋田県仙北市などで実施され、1日に2度の緊急銃猟も行われるなど、対応が強化されています。背景にはクマの出没増加による人的被害拡大があり、特殊銃使用の範囲拡大や警察の機動隊派遣なども進められていますが、捕獲技術の向上など課題も残っています。
国宝(観た)
日本の文化財の中でも特に重要な指定を受けた国宝を実際に観覧することを指します。2025年には、奈良国立博物館や大阪市立美術館、東寺などで国宝の特別展や夜間拝観が開催され、普段は見られない貴重な国宝が公開される機会があります。観覧には日時指定予約が必要な場合もあり、チケット購入や展覧情報の確認が推奨されています。国宝鑑賞は日本の歴史・文化を深く感じられる貴重な体験です。
古古古米
収穫から3年以上経過した白米のことを指す俗称です。1年ごとに「古」の文字が増え、1年経過が古米、2年経過が古古米、3年経過が古古古米となります。長期間保存されているため、水分や甘みが減り、パサつきや粉っぽさが出やすく、食感は硬めで炊飯には工夫が必要です。炊き込みご飯やチャーハンなど風味を生かす調理に向いています。
7月5日
2025年に「7月5日午前4時18分に巨大津波が起こる」という科学的根拠のない予言がSNSで拡散し、日本だけでなく香港や台湾など海外にも広がったことから話題になりました。このデマの影響で航空便の減便や防災グッズの買い占めが起き、防災意識を高めるきっかけともなり、「7月5日」が2025年の新語・流行語大賞ノミネート語に選ばれました。興味深いことに、7月5日は大谷翔平選手の誕生日でもあり、その偶然も話題となりました。
戦後80年 / 昭和100年
「戦後80年」は2025年に迎える第二次世界大戦終戦から80年の節目で、全国で戦没者追悼式や平和祈念行事、特別展などが開催され、戦争の悲惨さや平和の大切さを継承する取り組みが行われています。長岡まつりのような復興を願うイベントも注目されています。
「昭和100年」は1926年の昭和元年から100年にあたる2026年を指し、昭和時代の文化や歴史を振り返る企画や記念行事が予定されています。戦前から戦後の昭和を象徴する多様な社会変化に焦点が当てられる節目となります。
卒業証書19.2秒
2025年に話題となった静岡県伊東市の田久保真紀前市長の学歴詐称疑惑に関連したフレーズです。田久保市長が市議会の質疑において、卒業証書とされる書類を「約19.2秒」だけ提示したと説明したことで広まりました。この具体的な秒数がSNSで注目を集め、多くの人の感心や皮肉を呼び、2025年の新語・流行語の候補にもなりました。言葉自体はユーモラスですが、背景には公職者の説明責任や透明性の問題がありました。
チャッピー
2025年に流行した言葉で、対話型AI「ChatGPT」の愛称として若者を中心に親しまれています。AIを単なるツールではなく、友人やペットのように親しい存在として捉え、相談相手や学習・業務のサポートとして日常的に使われるようになったことが背景にあります。SNSやニュースを通じて認知が広がり、2025年の新語・流行語大賞にもノミネートされました。親しみやすい呼称が特徴で、AIの生活浸透を象徴する言葉です。
チョコミントよりもあ・な・た
2025年に話題となった流行語で、アニメ「ラブライブ!」のユニットAiScReamが歌う楽曲「愛♡スクリ~ム!」の一節から生まれたフレーズです。歌詞の中の「チョコミントよりもあ・な・た♡」という甘いセリフがSNSで拡散し、リップシンク動画やパロディ投稿が人気を集めました。TikTokなどの動画投稿と相性が良く、キャッチーなリズムと言葉の区切りが特徴で、2025年の新語・流行語大賞にもノミネートされました。
トランプ関税
2025年に再び強化されたアメリカのトランプ大統領による高関税政策の総称です。すべての輸入品に基本10%の関税を課し、日本を含む貿易赤字国には15%や25%の追加関税を適用しています。特に自動車や機械部品などの日本の主要輸出品が大きな影響を受け、価格競争力の低下や経済への打撃が懸念されています。主な狙いは米国経済の保護と貿易赤字の是正で、日本企業には大きなコスト増としての負担が強いられています。
長袖をください
2025年にテレビ番組『水曜日のダウンタウン』の人気企画「名探偵津田」でお笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんが新潟ロケで寒さに耐えかねて放った一言です。冷房や気温の寒暖差に対する共感を込めたユーモラスなフレーズとしてSNSで大きく話題になり、多くの人に共感されて2025年の新語・流行語大賞候補となりました。日常の寒暖差に対する軽妙な表現として広く使われています。
二季
日本の気候変動によって春と秋が急速に短くなり、夏と冬の2つの季節だけが長く続く現象を指す言葉です。2025年には、この「二季化」が実感され、猛暑や寒波の増加、季節のズレが日常生活や産業に大きな影響を与えていることから話題となりました。気象データでも春・秋の短縮傾向が示され、物価の変動や衣替えのタイミングのずれなど生活全般に影響が出ています。
ぬい活
推しのぬいぐるみを大切に愛で、日常生活や旅行などの様々なシーンで一緒に過ごし、写真を撮ってSNSに投稿する活動を指します。2017年頃から始まった「推し活」の一環で、2025年には若者を中心に社会現象化し、癒しやコミュニケーション手段として人気が広がっています。ぬいぐるみを単なるコレクションでなく、生活のパートナーのように扱う文化です。
働いて働いて働いて働いて働いてまいります / 女性首相
2025年に憲政史上初の女性首相となった自民党の高市早苗総裁の強い決意を表した言葉です。高市首相は国会で就任のあいさつにおいて、繰り返し「働く」ことを強調し、精力的に政権運営に取り組む意志を示しました。これは彼女の勤勉さと責任感を象徴するフレーズとして注目され、日本の初女性首相としての期待とプレッシャーを凝縮した表現です。
ビジュイイじゃん
2025年に流行した言葉で、「ビジュアルがいい(見た目が最高)」を略してリズムよく言いやすくした表現です。主に若者やSNSで、推しのアイドルや俳優、アニメキャラの見た目や雰囲気を褒めるときに使われ、M!LKの楽曲『イイじゃん』の歌詞が元ネタとなっています。TikTokなどの短尺動画で広がり、軽快でポジティブな称賛の言葉として人気を集めました。
ひょうろく
2025年に注目を集めた日本のお笑い芸人で、TBSのバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』のドッキリ企画での独特なリアクションや存在感が話題となりました。名前自体が新語・流行語大賞の候補にノミネートされるという異例のケースで、説明不能な魅力と予測不能な行動が多くの視聴者の興味を引き、俳優としても活動しています。その独特なキャラクターが新しいタイプの芸人像として注目されています。
物価高
2025年に日本で顕著になっている消費者物価の上昇を指します。2025年10月の日本のインフレ率は前年比3.0%で、特に食料品価格は6~7%の高騰が続いており、エネルギー価格の上昇も物価全体を押し上げています。主な要因は原材料価格の高騰や円安の影響で、生活コストの増加が家計に重くのしかかっています。物価上昇はサービス価格の上昇と輸入インフレが背景にあり、賃上げと連動しつつも家計への負担が大きい状況です。
フリーランス保護法
2024年11月1日に施行された法律で、フリーランスが安心して働ける環境整備と取引の適正化を目的としています。主な内容は、契約条件の明示義務、報酬の適正な支払い、ハラスメント対策、募集情報の正確な表示、契約中途解除の予告義務などで、発注者にこれらの義務を課すことにより、フリーランスの労働環境を保護します。違反した場合は行政指導や罰則もあり、企業側は対応の見直しが求められています。
平成女児
1990年代後半から2000年代初頭に小中学生だった女性たちを指す言葉で、主に20代から30代の若い女性層が対象です。当時流行したファッション、文房具、キャラクター、遊び方などの独特でカラフルな文化を懐かしみ、SNSなどで「わかる!」と共感を呼んでいます。このカルチャーは「ちょっとダサかわいい」や「盛りすぎくらいがちょうどいい」という自由で明るいかわいさを特徴とし、令和のZ世代にも人気が高まっています。
ほいたらね
高知県の土佐弁で、別れ際の挨拶として使われる言葉です。意味は標準語の「それじゃあね」や「またね」に近く、柔らかく親しみやすいニュアンスがあります。2025年のNHK連続テレビ小説『あんぱん』のナレーションやセリフで使われたことから話題となり、新語・流行語大賞にもノミネートされました。日常会話やSNSの締めくくりに軽やかで温かみのある挨拶として広まっています
麻辣湯
中国四川省発祥の辛くて痺れる薬膳スープ料理です。名前の「麻」は花椒(ホアジャオ)による舌の痺れ、「辣」は唐辛子の辛さ、「湯」はスープを意味します。春雨や野菜、肉、魚介など好みの具材を選び、痺れる辛さと独特のスパイス香りのスープで煮込むスタイルが特徴で、ヘルシーかつカスタマイズ自由な点で人気があります。日本でも専門店が増え、トレンド料理として注目されています。
ミャクミャク
2025年の大阪・関西万博の公式キャラクターで、生命の根源を表す赤い細胞と清らかな水を象徴する青い体が組み合わさった不思議な生き物です。名前は「脈々」と受け継がれる命や文化、歴史を未来へつなぐ意味が込められており、多様な個性や共生、未来社会の希望を象徴しています。複数の目は異なる価値観を受け入れる姿勢を示し、独特なデザインと存在感が話題となりました。
薬膳
中国伝統医学(中医学)の理論に基づき、体調や季節、体質に合わせて食材や生薬を組み合わせて調理する食事療法です。体のバランスを整え、健康増進や病気の予防を目的とし、味や栄養のバランスを重視しながら美味しく食べられるのが特徴です。薬膳は「医食同源」の考え方に基づき、日常の食事で体を内側から整える知恵とされています。
ラブブ
香港出身のアーティストKasing Lung(カシン・ロン)が創作したキャラクターで、中国のPOP MARTというブランドからフィギュアやぬいぐるみとして展開されています。特徴はウサギのような長い耳とギザギザの歯、いたずら好きで少し悪そうな性格があり、独特な「ブサカワ」デザインで世界的に人気を集めています。豊かな表情や細部へのこだわりでコレクターズアイテムとしても評価されています。
リカバリーウエア
特殊繊維に鉱物やセラミックスを配合し、身体から放出される遠赤外線を吸収して再放射することで血行を促進し、疲労回復や筋肉のこり・ハリを和らげる機能性衣類です。主に休息時や睡眠時に着用し、リラックス効果や快眠サポートも期待できます。医療機器としての承認を受けた製品もあり、スポーツ選手から一般利用者まで幅広く利用されています。
まとめ


流行語大賞に選ばれた言葉は、ただの流行語に留まらず社会の変化や文化の潮流を映し出しています。
2025年のキーワードを押さえることで、時代の動きに敏感になり、効果的なマーケティングや商品選定が可能になります。
ぜひ今回紹介したトレンドをヒントに、新たなビジネスチャンスやライフスタイルのヒントを見つけてください。
ご覧いただきまして、ありがとうございました🐤













